誰が為にダンジョンマップがあるのか?
思いついたことを徒然に。
色々なブログを見ていたらDSの「世界樹の迷宮」が評判が良いらしく、興味をもったので昨日、今日とゲームショップを覗いてみたのですが、予想通りに売り切れだったり*1。
それはさておき「世界樹の迷宮」ではタッチペンを使って自分でマッピングしなければならないのですが、それが面白いとの感想が大抵挙がっているのが興味深くかったり。
自分も昔のゲームブックやらウィザードリー*2やらでその楽しみを一応は知っているのですが、それを最新携帯ゲーム機のユーザーに受け入れられているのは意外でした*3。
という感想を抱いていたら、そう言えば最近のTRPGのセッションではPLがマッピングすることがないな〜と。
大抵、GMのオートマッピングか通路は抽象的に進め、特定の部屋のみ詳細に説明することが多いかと。この抽象化が極度に進んだのが迷宮キングダムのダンジョンマップではないかと思ったり。
実際、PLがマッピングするとそれを伝えるだけで時間がかかりすぎたり、ダンジョンの進軍はマッパーと盗賊役だけが一生懸命であとのPLはヒマという事が多い一方で、メリットとしてはダンジョンの構造としてトラップがある場合*4ぐらいしか思いつかないので、ある意味正しい流れではあるかとは。
またまた話が飛びますが、公式シナリオのダンジョンマップにおいて、所謂FEARゲーでは以上のような現状を踏まえてナイトウィザードのような抽象的なマップ*5が殆どであるのに対して、D&D等では未だに事細かにマップが書かれているのが多いのでは。
実際、最近購入したD&Dのシナリオ集“The Shattered Gates of Slaughtergard”ではフルカラーで細かくダンジョンが描かれているのですが、これをPLに事細かに説明するのは不可能だなと思っていたり。
また、この手のダンジョンマップはマスターしか見ることが無いので勿体無いなと常々感じていたり。
この辺の解決法としては、D&Dアドヴェンチャーボックスで付属のフロアタイルだけでダンジョンを作っているのが参考になるかと。
この手法を参考にして3月のお試しセッションでは手間を掛けて準備してみようかと思っていたり。
…とりとめの無い話になってしまいましたが、自分の覚え書きのつもりで書き出しておきます。