ついカッとなって、再び 

またまたサタスペのシナリオを書いてみた、…繰り返しは重要ですよね

  • プレイ人数:4〜5人
  • プレイ時間:4時間

フォアプレイ

このシナリオは1、2回冒険を行った4〜5人のチームで遊ぶことを想定しています。
またチーム内に最低一人[恋愛]の高い男性PCがいる必要があります(「両刀使い」なら女性PCでもよいでしょう)。
使用するルールは主に「情報」、「血戦」、「浪漫」です。

舞台

十三が主な舞台となります。

シナリオ概説

「あなたの毎日に,ラブをちょっと創ります」というキャッチコピーと共に登場するや大阪のそっち方面の人たちの間でその人気を不動としたゲームがあった。
“彼女”と過ごす毎日を体験できるコミュニケーションゲームと銘打つもののそれは予想を上回る中毒性を持ち、一種の社会現象になろうかとしていた。


一方で、元よりもっとヤバいものの中毒患者が多くいる亜侠たちにはそんなゲームなど全くの他人事であり、それはPCである君達にとっても同様であった。その少女の依頼を受けるまでは。


「兄のカーターが帰ってこないのです。」
南国生まれらしい黒人の少女は思いつめた様子でそう語った。


「カーターはつい最近まで自宅警備員で1日中寝てばかりだったのですが、女友達ができたと言って規則正しい生活を送り出したときは本当に安心したのです。」


「でもそれがゲームのなかのことだと分かった時は内心不安でした。それでも自堕落だったカーターが毎朝決まった時間に起きる生活をすることは良いことだと思うようにしていたのです。」


「そうするうちに俺は彼女が放してくれなくてと言って、朝から晩までゲームをやり続けるうちにおかしな行動をとるようになったのです。」


「突然ヒステリックな叫び声をあげたり、脈絡もないことを早口でブツブツと呟いたり、地面に倒れて痙攣したり。」


「私はカーターに何が起きたか分からず心配で極力目を離さないようにしていたのですが、ある日、この日記だけを残して消えてしまったのです。」
彼女が震える手で差し出した日記の最後のページには次のような記載があった。

「ドアが音をたてている。何かつるつるした巨大なものが体をぶつけているかのような音を。ドアを押し破ったところでわたしを見つけられはしない。いや、そんな!あの手は何だ!窓に!窓に」

シナリオタイトルラヴクラフト LOVECRAFT

以下、当然未完!

…こちらの方がダメ人間度が高そうですw

参考文献

ラブプラス

ラブプラス

ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))

ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))