ガラコと破界の塔を遊んで

 
去年入手していた同人システム「ガラコと破界の塔」を遊んできましたよ。
 
世界観がMyベストシステムと信じて疑わないw「墜落世界」と同様な、先の無いポストホロコースト物+システムがパーツを組んでロボットを作るという非常に好みだったので、ようやくプレイできて何よりでした。
 
 
参加したガラコ乗りの面々は以下の通り
  • タコヤキ / テンタクル人
セッション前では「テンタクル人最強説」を唱え、セッション中は(GMにとって)絶妙な出目(妖怪1足りない)&コックピット破壊→HPダメージを受けるもギリギリ生還と一番セッションを楽しんでいたような

中の人はakiyukiさん

 

高い【操作性】を誇ったサイボーグ。セッション中の(多分)テキトーに言っていた台詞がことごとくリスク(=トラップ)や敵の能力を的中させていて、「これが老害か…」と思わずにいられませんでしたよw

中の人はアンドーさん

 

  • ミキストリ / エレメンタル族

【サイコショット】&部位狙いで「見えてさえいれば届くわ」とばかりに次々とコックピットを落としていった(GMにとって)恐怖の狙撃手。エレメンタル族が支配者階級なのがよくわかる結果でしたよ。

中の人はせいじゅうろうさん

 

  • タマ / ラット族
高い回避力&火力10を超える突撃でラット族最強説を打ち立てたアタッカー。…取りあえず「見事だな。しかし、ラット族の性能で勝ったのではないぞ。そのダイス目のおかげだという事を忘れるな。」と言う台詞を送りますw

中の人はしょーじさん

 

  • ルールを一から細かく説明するよりは、ということで急遽チュートリアル戦闘をでっち上げる。敵ドローンを一からつくるのは無理なので「ガラコと黄昏の大地」から若干強いかなと思いつつも2体ぶつけてみる→GM側は何もできないまま完封される結果に。…あれ、PCって初期キャラでも結構強いかも。
『ファーストミッション』
  • 厭らしい敵&配置に手こずるかと思いきや、訓練された古強者の感&部位狙いでほぼ無傷でPL側の勝利。敵ドローンを倒す→武器・パーツを奪い取って自機強化していくPLたちがセッション中で一番楽し気だったような。やはりこの当たりがこのシステムだとキモだと実感しましたよ。
『デンジャラスジャーニー』
  • 時間が2時間程度余っていたので、こちらも急遽webシナリオをダウンロードしてプレイ。途中で時間切れで終わるかと思いきや危険度判定を次々成功させて最終決戦に。ビットの高い防御でPLを若干げんなりさせる&タコヤキを落として一矢報いるも、結局はPC側が敵を一枚づつ削って無事ミッションコンプリート。

■セッションを通しての感想etc

  • キャラクター作成が簡単&判定も1d10+修正とシンプルでしたが、PLの受けは悪くなかったですね。懸念した戦闘中にパーツ損傷等で判定値の上下は、PL側が攻撃をかわしまくりだったこともありPLにとっては余り負担ではなかった模様。その分、GMは複数体のデータを管理しなくてはいけなかったので厳しかったですがw
  • 「ガラコと黄昏の大地」掲載のビット&クリーチャーはGMの負担が激減するも、部位狙いが意味がない&倒してもパーツを奪えないでPLにあまり受けが良くなかったような。その理由は十分わかるので、実運用としてはドローン1~2体+ビット3~5体になるのかなと思ってみたり。
  • ダイス目があるもののPC側が個性&フラッシュにより思ったより強かったのがGM側からの印象でした。それに対抗して単純にドローンを強くすると、事故によりPC全滅の可能性大や倒した後の武器奪取でますますPCが強くりインフレ化と思われるので、リスクを上手く配置して低スペックのドローンで厭らしい戦いをするのがベストかな~。
  • ミッションクリアでPC側の獲得したクレジットが思ったより多く(今回は1人あたり約500クレジット獲得)、簡単に高スペックのパーツに換装されていた印象が。もしキャンペーンをするならばドローン撃破時の追加報酬を減らすか、機体の維持費として機体価格の1/10を必要とする設定にするか…。何か上手い方法を考えてみよう。
 
基本は軽い判定・ルール&PCを成長させていくのが楽しいシステムなので、一度キャンペーンで遊んでみようと構想中。
興味がある方がいればお付き合い頂けると幸いです。