ついカッとなって

サタスペのシナリオを書いてみた、今は反省している

  • プレイ人数:4〜5人
  • プレイ時間:4〜5時間

フォアプレイ

このシナリオは1、2回冒険を行った4〜5人のチームで遊ぶことを想定しています。
またチーム内に最低一人[恋愛]の高い男性PCがいる必要があります(「両刀使い」なら女性PCでもよいでしょう)。
使用するルールは主に「情報」、「血戦」、「浪漫」、「競争」です。

舞台

ミナミが主な舞台となります。

シナリオ概説

大阪一の歓楽街ミナミに突如開店するやいなや、その人気を不動のものとした“ドリームランド”。そこはピュアな心の持ち主だけが入店できる大人の社交場である。

どう考えてもキャバクラな店舗にも係らず、いかなる盟約にも所属せず、かつ五大盟約からも目立った妨害を受けることなく営業を続ける姿に“ミナミの七不思議”の1つと噂されるも、ピュアな心の持つ主にとっては些細なことだった。


一方でピュアな心を失って久しい亜侠たちには全くの他人事であり、それはPCである君達にとっても同様であった。その少女の依頼を受けるまでは。


「兄のカーターが帰ってこないのです。」
南国生まれらしい黒人の少女は思いつめた様子でそう語った。


「カーターはつい最近まで自宅警備員だったのですが、やりたい事が見つかったと言ってバイトを始めたときは本当に安心したのです。」


「でもそれが“ドリームランド”に通うためと分かった時は内心複雑でした。それでもカーターが人と触れ合うことは重要なことと思うようにしていたのです。」


「そうするうちに平日はバイトに明け暮れ、週末は“ドリームランド”へという日々を重ねるうちにおかしな行動をとるようになったのです。」


「突然ヒステリックな叫び声をあげたり、脈絡もないことを早口でブツブツと呟いたり、地面に倒れて痙攣したり。」


「私はカーターに何が起きたか分からず心配で極力目を離さないようにしていたのですが、ある日、この日記だけを残して消えてしまったのです。」


彼女が震える手で差し出した日記の最後のページには次のような記載があった。

「ドアが音をたてている。何かつるつるした巨大なものが体をぶつけているかのような音を。ドアを押し破ったところでわたしを見つけられはしない。いや、そんな!あの手は何だ!窓に!窓に」

シナリオタイトル「夢幻境からの呼び声」

以下、未完!

参考文献

ラヴクラフト全集〈6〉 (創元推理文庫)

ラヴクラフト全集〈6〉 (創元推理文庫)