「Unlimited Evolve」を終えて

急遽予定が変更になり、akiyukiさんGMによるダブルクロスを遊んできました。
シナリオは先日発売された「ユニバーサルガーディアン」付属シナリオで噂の“ダブルハンドアウト”を早速プレイしてきました。

GM:akiyukiさん
東京に戒厳令が敷かれたということで押井的な演出がポップアップしてくるGM。そのリスペクトの度合いはシナリオには想定されていない戦闘ヘリが出てくるほどw
PC1:シュヴァルト・シュヴァルツファルケ
“紅蓮の刃”/モルフェウス・サラマンダー/Dロイス:対抗種

(欠席裁判により)PC1を選び取った剣の使い手。困難にも真っ直ぐにぶつかって行く真っ当全なPC1ロールプレイを繰り広げられていましたが、中の人的には士郎@Fateを意識していたとのこと。あと、ほろ苦いラストの演出も好みでした。
中の人はruwindさん

PC2:“完全なるもの”比良坂 高次(ひらさか・こうじ)
“小さき来訪者”/ブラックドック・ウロボロスソラリス/Dロイス:指導者

ルールブック1付属「Crumble Days」からの再登場となった通称“ヒラコー”なダメ人間支部長で、愛するテレビ東京を守るため立ち上がった正義の守り手。弱点は真面目なロールプレイをするにはタイムリミットがあるところでしたw
中の人は私

PC3:“真王*1”ゲオルグ・ド・サントリオン
“紅玉の瞳”/バロール・ブラム=ストーカー・エンジェルハイロゥ/Dロイス:神格

過去には世界を支配したこともある征服王@フェイト・ゼロ的な不老不死の存在たるレゲネイドビーング。何気に迷えるシュヴァルトを年長者としてしっかり導いていたのが印象的でした。…それって支部長枠の仕事じゃねぇw
中の人はtosiさん

感想は公式なので簡単に。ネタバレも含むため、隠しておきます。

    • 東京で起きる怪事件、その事件の鍵となるNPCの少女というダブルクロスのテンプレート的なシナリオでしたが、事件の規模が今までに無く大きく、かつこの事後処理ってどうするの、といったことが印象的なシナリオでした*2
    • 噂の“ダブルハンドアウト”でしたが、このシナリオでは通常ハンドアウトの別の側面といった感じが強く、システムによりもたらされた新たな驚きはあまり感じられず、期待が大きかったため残念だったかも。但し“ダブルハンドアウト”のロイスにより、通常ハンドアウトで貰ったロイスの感情を書き換えるのは面白いギミックでした。
    • シナリオにはPC間の目的がコンフリクトしているため、解決方法を探していくといった仕掛けがあったのですが、上手くコンフリクトが機能していない&PLに投げっぱなしだった印象が。
    • ところで我々の世界線では東京タワーを前を舞台に「超巨大ジャーム vs 超巨大霧谷雄吾」といったウルトラマン的な大決戦が繰り広げられていたことを記録として書き記しておきますw


何はともあれ参加者のみなさん及び急遽代替企画のGMをして頂いたakiyukiさんお疲れさまでした。

*1:読みはキング・オヴ・キング

*2:ダブルクロスのシナリオは日常を守るため、人知れず戦うといったイメージが強くあったため、特に