ガンドッグ・スタンピード「星の用心棒」を終えて
「愚者の楽園」にて“ガンドッグ”のバリアント“スタンピード”をGMにて遊んできました。
珍しくレポートをその日のうちに挙げておきます。
参加して頂いた方々は以下の通り
- PC1っぽい人 ライアン・マルッチ 35歳 男性
ガンファイター/ガンファイター(経歴:ガンファイター→ガンファイター→ガンファイター)
クラス“ガンファイター”x2、経歴“ガンファイター”x3という前のめりなMr.ガンマン。シナリオに登場する保安官の親友としての立ち位置で、話を円滑に進めるためということでPC1枠。戦闘では決闘が行われると同時に建物の裏口を固め、戦闘が始まるや否やクラスアーツを駆使して敵を瞬殺していました。
中の人はamonさん*1。コレを私が知らなかったため、ネタが拾いきれませんでした。申し訳ない。
- PC2っぽい人 クリスティ・ウェストレイク 25歳 女性
ガンファイター/ドクター(経歴:医者→?)
特にシナリオ導入がなかった為、PC1と知り合いで2枠にしておけば動いてくれるだろう、という酷い理由で枠を割り振っていたり。それでも金にうるさいロールプレイで積極的にシナリオに絡んできてくれたので助かりました。戦闘ではサムズアップで味方を助けたり、ダメペナ表で0を振ってラスボスを即死させたりと美味しいところはしっかり押さえていました。
中の人はヤスTさん。私の知り合いの中では数少ないまともなPCをやってくれる方w。今回も助けていただきました。
- PC3っぽい人 真田幸久 34歳 男性
グラップラー/グラップラー(経歴:サムライ→拳法家→インディアン(戦士))
GMの悪い忠告により西部劇な舞台にいるには面白い生命体になっていましたw。敵ガンマンに因縁があり“決闘”要員でしたが、クライマックスまでに活躍しすぎたせいか、まさかあんな結果になろうかと…。ガンドッグはやはり格闘家は茨の道だったようです。
中の人はsirotoさん*2。まあダイス目は仕方がないと思います。
シナリオはR&R付属の“星の用心棒”。公式シナリオのため詳細は隠す方向で感想など。
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- PC作成2時間、セッション3時間とガンドッグとしては破格にサクサクと進めることが出来ました。やはりPC作成時の選択肢が限られている*3のが良いのではないでしょうか。
- シナリオ自体は3頁程度なものの、いかにもな西部劇でTRSを複数あるため“スタンピード”の魅力を引き出すには良いシナリオではないでしょうか。
- 戦闘のバランスは通常のガンドッグ以上に難しいかも。今回のラスボス戦はほぼ瞬殺されていましたが、雑魚キャラを少しでも増やすと途端にPC側が圧倒的に不利になるかも(防具が無く、数のン暴力が成立しやすいため)
- 防御力が薄い、というか防具が無いため、もしもの時用に追加コモンアーツ《ワン・シルバー・ダラー》は必須な模様。
- あと、イニシアティブは“スタンピード”では各キャラごとに<状況把握>を振るのが実は手間でした。<戦術>でパーティーのイニシアティブを決まる通常版はあれで大分手間を省いているのが実感できました。
- “スタンピード”の最大の難点はやはりクライマックスでの“TRS:決闘”なような。今回はPC側がリミット1で成功を繰り返しレンジ3までクリア→NPCも付いていく→リミット2ではPCが早期に失敗、NPC側が順調に判定を成功させてレンジ1をクリア。で、NPC側の決闘勝利→それではシナリオ的にはマズイので戦闘に突入→グダグダ空間にというコンボが発生していました。TRSはカツカツにやるという意味でよいのですが、救済処置が少ないのが問題かも。これを解決する手段がないですかね?
とりあえず、30頁程度の雑誌掲載のサプリメントとしては非常に優秀なので、正式なサプリメントとして出ても良さげかも。ダロの“アウトランド”のように複数のワールドセットが1冊になっているサプリとか出ませんかね。