step!!conを終えて

3周年&最終回という節目の世界樹の迷宮SRSのGMをさせて頂いてきましたよ。シナリオはテストプレイを繰り返した「深緑の悪魔」&「さまよえる森」の2本でした。その甲斐あって安心して廻せたのはなによりでした。
ところで発売約1ヶ月でGM4回もしているというのは、日本で2番目に世界樹の迷宮SRSを廻しているGMと誇っても良いのではと思ってみたりw*1

参加PCは以下の通り

ブシドー:メイリデ
幼い少女剣士のテクスチャーをしつつも、叩き出すダメージはガチでした。
ダークハンター:ロウ
積極的にNPCに絡んでいってくれてGM的には大助かりでしたが、フォーススキルを切るタイミングの見極めはガチでラスボスを絡めとっていました。
メディック:リアナ・エルブランシュ
パーティーを影からしっかりと支える、回復能力及びリソース管理はガチでした。
バード:レニー・ハイエンダール
ムードメーカー的に立ち位置でパーティーをグイグイと引っ張りつつも、その支援に特化した能力はガチでした。
パラディン:リチャード
リーダーとしてパーティーをちゃんと率いつつも、とその防御能力はガチガチでGMに絶望を与えていました。

感想を徒然に

    • 卓分けの結果、PL5人が集まって先ずは一安心。その内DSのプレイ経験者は約半分だったのは概ね予想どおりでした。想定外だったのはDS未経験なものの、開会式前の卓の準備状況を見て興味を持って参加してくれたことがいたこと。この辺は事前準備に手間暇をかける身としては嬉しい限りでした。
    • 簡単にルールやらクラスやら世界観を説明してサンプルキャラ選択&キャラメイク。概ね想定通りの時間(食事込みで1時間半)だったのはテストプレイの賜物だったかも。あと、クラス構成(ブシドー、ダークハンター、パラディン、バード、メディック)を見て、火力に欠けるかなと思った時期が私にもありました。…とんだ思い違いであることをすぐ知ったのですがw。
    • 1本目の「深緑の悪魔」はラスボスに“全てを刈る影”を出すという分かりやすいコンセプトの元にシナリオ作成。狙い通りに出した瞬間のPL(特にDS経験者)のイヤな顔は狙い通りでしたw。実際は“オールボンテージ”からのフルボッコでほぼ完封されたのですが…
    • 2本目の「さまよえる森」はネットでダウンロードできる“カードワース”の初期シナリオ「鳥の歌が聞こえない」をリスペクトというか丸パクリしたもの。テストプレイでは元ネタがバレていなかったのですが、本番では元ネタを言い当てられましたよ。まあ、ネタバレしたのはシナリオ後半だったのと、分かったPLも楽しんでくれていたようなので事なきを得ましたが。
    • 2本目はシナリオの構成&ギミック上、単調な戦闘が繰り返されるものとなっていって世界樹の迷宮SRSの特徴である軽い戦闘ルールにあっているかとは思うのです、やはり飽きや嫌気は出てくるもので。そんな表情がPL側に見え隠れしだすとGMとしては胃が締め付けられる思いだったりしていたのは内緒w
    • ラスボス2戦は前回のテストプレイの反省を生かして、エネミー側にフォーススキルを実装してみました。1戦目はシナリオ上の言い訳を考えて“超核熱の術式”、2戦目は更に1戦目で受けたフォーススキルを使用可能という条件にしたところ、ようやくPC側に有効打を与えることが可能に。まあ、2戦目はPC側もやばいと思ったらしく、残るリソースを振り絞って瞬殺されましたが。…SRS系の多くがラスボスのデータを何故加護etcで調整するのかその理由がようやく実感できましたよw

なにはともあれ参加者の皆さん、お疲れさまでした。セッション後の感想をお聞きしたところ、楽しんで頂けたようでなによりでした。
また、step!!conの主催者の皆さん、3年間お疲れさまでした。基本出不精の身としてはコンベでGMをする機会がないので、貴重な体験をすることができましたよ。

*1:一番目はたぶん遠藤卓司氏