「荒野の聖女」

  • アクトトレーラー

時は西方暦1062年
時のケルファーレン公に見出された黄金の杯は、不老不死を切望する国王ヘルマンの皺くれた手中に納まる寸前、何者かに強奪され、忽然と消失した。
悪魔に呪われし黄金杯が、愚かなるひとりの男の手中で目見える時、死を待つ人々の村は死を呼ぶ恐怖の村へと変貌を遂げる。

  • レギュレーション

ルールはアリアリで追加経験点は20点まで

  • PC間因縁

PC1→PC2→PC3→PC4→PC5→PC1

PC1 推奨アルカナ:アダマス
因縁:未来:告発/黄金の杯

国王陛下にもたらされるはずだった“黄金の杯”が忽然と行方を絶った。狂乱に陥る国王を宥めるように、王室親衛隊隊長エルス・イオネスク・ライヒは、神聖騎士団の有志をもって黄金杯を探索することを宣誓した。その探索隊には神聖騎士であるあなたの姿もあった。

やってもらいたいこと:神聖騎士団のひとりであること。あとこのシナリオではライヒはエキストラなのであしからず。

PC2 推奨アルカナ:ウェントス
因縁:過去:慕情/エーデレナ

かつて宿を求めて立ち寄った村は死病を患い、行き場を失った者たちの暮らす集落だった。ふらりと立ち寄ったあなたを出迎えてくれたエーデレナという修道女は、まさしく聖女のように献身的に村人に尽くしていた。だが、彼女自身もあまり思わしくないようだった。時は巡り、あなたは再びエーデレナの村を訪ねることとなった。

やってもらいたいこと:シナリオのヒロインであるエーデレナに対してなにかしらの良い感情を持っていて下さい。

PC3 推奨アルカナ:ステラ
因縁:過去:友人/ゲルラック

城伯ゲルラックは領内にレーヴェンマオルという病人の村を抱え、その対策に悩んでいた。伯の相談を受けたあなたは共にレーヴェンマオルへ視察に赴くことにした。焦燥に駆られた城伯の口からふと漏れた“黄金の杯”という言葉に、一抹の不安をよぎらせながら…。

やってもらいたいこと:ゲルラックの古くからの知り合いでポジティブな関係を持って下さい。

PC4 推奨アルカナ:フィニス
因縁:過去:強敵/ルートヴィヒ・ライト

呪われし“黄金の杯”。あなたはその杯がもたらす悪徳を幾度と無く目撃し、幾度となくその破壊を目論んだ。その度にルードヴィヒと名乗る男が邪魔をし、あまつさえあなたを誘惑してきた。そして幾星霜、今また黄金の杯とその“運び手”が蠢こうとしていた。

やってもらいたいこと:黄金の杯に因縁を持った人です。但し、その方向ではフォローは出来ないと思うのであしからず。

PC5 推奨アルカナ:アルドールアルドールディアボロ
因縁:忘却:告発/黄金の杯

あなたはしがないゴロツキである。現在は下手をうって捕まり、四つ辻にて檻の中で晒されている。
そんなアナタの目の前で賊がとある一行を襲い、黄金造りの杯を奪って逃げたのを目撃した。
「アレは良いものだ」そう直感したアナタはその杯を追うため、現状を打開する方法を考えることとした。

やってもらいたいこと:周知プレイ上等。三下を演じて下さい。