今日のお買い物
ここ最近、実プレイ分が不足しているのでブログがお買い物リストになっているような…
メタルヘッド エクストリーム (Role & Roll RPG)
- 作者: 高平鳴海,F.E.A.R.
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2008/05/30
- メディア: 大型本
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ルール周りだけザックリ読んだ感想などを
若干ネガティブな発言が多いと思うのでご注意を
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- 店で見た最初の感想が「随分薄くなった」と思ってしまったのは内緒。約350頁と十分に厚いはずなのですが、比較対象である「マキシマム」と比べるとどうしてもそう思ってしまいます。
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- 裏表紙をみると“ターゲットレンジシステム”の単語が。あおりの文にも“「ガンドック」でおなじみの”という文章があるし。TRS自体は非常に良く出来たルールなので良いのですが、本文中のルールを読むとガンドックと全く同じ運用のようです。市販ルールなので+αな独自性が欲しいと思うのは贅沢なのですかね。
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- 逆に変わらなかった点で今時そんなルールはどうなのというのがダメージ処理廻り。命中判定のダイスロールがダメージに影響を与えるのはいいものの最終ダメージ決定までに、攻撃側の達成値計算:2ケタ×1ケタ→防御側の達成値計算:2ケタ×1ケタ→攻撃側の達成値−防御側の達成値:3ケタ−3ケタ→表参照というのはあまりにも重すぎです。この辺はガンドッグはほんと上手く処理していますよね。
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- ザックリ読んだだけでいくつルールの記述が上手くいっていないところが。スキル名に※についてるのは専門スキルであり“スキルを修得していないと判定不可”なのに対し、マニューバ名に※についてるのは汎用であり不利な修正を受けるものの“マニューバを修得していなくても判定不可”といったのは混乱の元かも。
実際プレイしたらまた感想が変わるかも知れませんが、“マキシマム”から“エクストリーム”の版あげはバージョンアップというよりパッチが当たったような感じがしていいます*4。
ガンドックという近代銃撃ものを再現するのに非常によく出来たシステムがあるので、それとどうしても比較して点数が辛くなるというのはあるかもしれません。が、それでも画期的なルールがあればと思ってしまったのが正直な感想だったり。