フォーカスシステム その2

ルルブ&リプレイを購入&読了。
最初の本屋ではルルブが山積みだったのに対しリプレイが売り切れだったのは意外でした。やはりリプレイを読み物として購入する人が多いのかな*1

感想などを徒然に

    • 基本ルルブ&リプレイの同時出版という最近良く見かける形式*2ですが、リプレイが世界観の説明&フォーカスシステムの例示とよく出来た内容だったので大成功だったのでは
    • 世界観的にはラノベ先行で特色のある設定なので未読の私にとって取っ付きにくかったというのが正直な感想です。“風の聖痕”が所謂現代退魔物でわかりやすい世界観だったので尚更そう感じたのかも。
    • ルール的には基本的にはSRSなので他のSRSと大差ないのですが、若干PCのクラス選択の幅が有利不利を考えると狭いかな。
    • 目玉のフォーカスシステムは非常に良い出来かと。やっていることはガンドッグ等のTRSと同じと思いますが複数の人数で参加しやすくかつ戦闘と並列して処理できるため、判定する人以外は見ているだけという状況を回避できるので上手い処理かと。但し、一点だけ難を挙げると達成値が低いとゲージが低下してしまうのは判定自体を止める選択が出てくるので無くても良いのではと思ったり*3
    • クラスを選べばマイナーアクションで他人を回復できるようになっていたので、回復役でもフォーカスシステムに参加しやすいのは良い点と思ったり。この辺は先日プレイしたD&D4thに通じるところがあったのが面白かったです。

フォーカスシステムは他のSRSにも利用可能なのでギミックとして使うと色々と面白いことが出来そうなので良いルールだと思いましたよ。

追記:今夏はコンベとかでは“ポリフォニカ”卓に一人は“クラウザーさん”の神曲楽士がいるのだろうな…。

*1:入荷数もそんなに違いないと思いますし

*2:ALGや風の聖痕、SW2.0

*3:ファンブル時のみゲージ減少くらいでも良いかと