最近の読了

ストーカー (ハヤカワ文庫 SF 504)

ストーカー (ハヤカワ文庫 SF 504)

一応ファーストコンタクトもの。でも来訪者との相互理解などというものは全く無し。

TRPGシステムのうち、私にとってベストであると言っても過言ではない墜落世界の原作、…は言い過ぎかもしれないが多大な影響を受えた作品。
夏のフェアで岩波さん*1のオススメとして店頭に並べられていたので購入。

読了後、その完璧なまでの再現ぶりに感動。たとえば来訪者*2が現地の人々*3にとって理解の範囲から超越しているところだったり、死と隣り合わせの探索だったり、閉塞して息苦しい雰囲気だったりetc。齋藤高吉氏の類い希なるシステムデザイン能力を再認識しましたよ。

Role&Roll Vol.48

Role&Roll Vol.48

一番のお楽しみは言わずもがな齋藤氏の連載コラム。今回はRPGプレイヤーは須らく伝染性のある病気にかかっていることを理論整然に語っております。私もとある磁場の影響を受けて奇矯なプレイをするようになってしまった身としては頷くことばかりです。