迷宮デイズな一日

ここ最近ダイス分が不足がちだったため、急遽PLを募集して迷宮デイズを遊んできましたよ。

とりあえず何より時間の無い中集まってくれたPLの皆さん、ありがとうございました。
シナリオを自作したのは実に3年ぶりだったのは内緒。まあ、まよキンは普通のシナリオとは違い、データを組んでネタで味付けすれば良いだけなので全然楽だったのですが。

今回迷宮屋となり、迷宮を踏破したPCは以下のとおり

藤原カムイ/勇者/40代/男

今日の勝ち組。ランダムに決定しているにも関わらず狙い済ました名前になるあたり相変わらず他の追随を許さない鋭さがありました。ゲーム中は主人公枠ッポイ立場を取りつつ、ワントップな前線を【激情】【体力強化】【一休み】による豊富なHPで見事にこなしていました。
中の人はamonさん

高河ハジメ/魔人/17歳/男

厨房成分駄々漏れな魔人でいい気になりつつ【魔眼】【優越感】でデータ的にもガチというハイブリッド生命体。成長により【体力強化】を得てからはHP減少を恐れずに【全能】を使いまくりだったのはGMにとって脅威でした。
中の人はGARGILLさん

長谷川朋子/傭兵/19歳/女

19歳であるにも関わらず魔砲“少女”を名乗るちょっと痛い人。一番痛かったのはまるで祟られていたかのようなダイス目でしたが。実は1本目でMVP獲得かつ狙い済まして散財表で経験点30点獲得をし、2本目開始時にレベルに達したのは驚きでした。
中の人は村7さん

田中亜熊/術者/11歳/女

ランドセルが似合う姿にも関わらず恐るべき秘術の遣い手。トリッキーなスキル群であるにも関わらず、【術式詠唱】で気力をシッカリ稼ぎつつ、【爆裂符】で割り込んでダメージ、【呪縛】でコンボ封じとGMに絶望を与えていましたよ。
中の人はヤスTさん

感想などを徒然に

    • 1本目はチュートリアルシナリオとして学校に現れた幽霊を退治する「次御岩高校の階段」、2本目は秋葉原に現れたランドメーカーを帰還させる「アキハバラな休日」をプレイしましたよ。何故か1本目の方が戦闘バランス的にきつかったのは秘密。
    • プレイ時間としては、1本目が3部屋1戦闘で2時間弱、2本目が5部屋3戦闘で3時間弱で、感覚的にはまよキンと比べ30分位ずつ早くまわっていたような。
    • 1本目の終了フェイズ時の散財表でダイス目が良かったこともあり軒並み経験点を獲得していたのが印象的でした。これにより2本目開始時にスキルを新たに2つ獲得していたため、PL側が有利になりすぎたかも
    • プレイ時の反省点としては世界設定の説明がおざなりだったため、迷宮屋の立場や迷核の設定についてあいまいでPLに不親切だったかも。この辺は迷宮デイズの世界観の肝となるのでもっと丁寧にやるべきでした。
    • もう1つの反省としては、2本目のラスボスの名前を敵の組織がガイギャックス・インターナショナルだからといって悪乗りして“ディビット・ヌーナン”にしたこと。D&Dを知らないPLを置き去りにしてしまいました。…直前まで全く別の名前だったのに急遽この名前にしてしまったのは悪い磁場に捕まってしまったと主張しておきますw
    • シナリオを作ってみた感想としては、迷宮デイズだけでは部屋にトラップを仕掛けられないのでイベントがつくりにくい印象が。結局、イベント扱いとしてまよキンからトラップのデータを流用しましたが。付属シナリオをざっと読む限りではイベントはNPC複数用意しての因縁の演出とするのが迷宮デイズの方向性のようですが。
    • まよキンとのプレイ感覚の違いとしたは、1つはHPの回復手段が限られていた点。まよキンでは神官さえいればほぼ無尽蔵に回復できる感覚に対し、基本的にはアイテムでしか回復ができず、さらに装備スロット的にキツイため、パーティーの継戦能力は上手くスキルを取らないと大分制限されているような
    • 2つ目の違いとしては、気力の獲得が非常に難しいこと。これは判定でダイスを3ヶ振る手段が少ないことと【楽器】が無いため。また、民の声も開始時は少ないため、希望を使ってのゴリ押しが難しくなったのでは

なにはともあれ参加者の皆さん、お疲れ様でした。とりあえず感覚は掴んだのでまた何処かでやってみたいですね。