「去りし日々、今ひとたびの幻」を終えて
ruwindさんGMによるGDMを遊んできましたよ。ヴェネティアが舞台ということで「あらあらウフフ」なゴンドラに乗って「お前に魂を吹き込んでやる*1」なシナリオに間違いないと考えていたら、人間ドラマがメインなシナリオで大変良いお話でしたよw
- GM
- ruwindさん
元はヒロインがロボ子というネタシナリオからこんなに良い話へと180度違う方向へと改造を施すとは…。この辺りはまともなシナリオを作っていない身としては見習いたい限りです。それと今回のシナリオのためだけにヴェネティア等の旅行ガイドを結構買い込んでいた模様だったり。
- ユーヤ・トウドウ/日本人/40歳/男
- コマンダー/オペレーター
我らのボスで好き放題に行動しがちなチームの面々をサポートしつつ、しっかりまとめていましたよ。なにげにGMのシナリオ傾向を読み切り、戦闘能力をバッサリ切っていたのは大当たりだったり
中の人はGARGILLさん
- ルナマリオ/イタリア人/26歳/男
- アサルト/メカニック
「イタリア人=女好き」という判りやすいテンプレートに載るもののダイス目が裏切りつつ不遇なたち位置に。なにげに《カスタマイズ》によりガッチリとチームを支援していたのが印象的でした。
中の人は村7さん
- ロン・シン/中国人/24歳/男
- スカウト/アサルト
高い隠密行動能力とサイレンサー+亜音速弾持ちの静かなる暗殺者。シナリオの傾向的に中々その能力は発揮できなかったもののクライマックスで遺憾なく発揮し、唯一のキルマーク獲得者だったり。
中の人はきぷろすさん
- ピンクスパイダー/ヨーロッパ人/31歳/男
- アサルト/スカウト
国籍不明な謎のヨーロッパ人は仮の姿、その実体はアメコミヒーローな彼。高い運動能力と中の人の羨ましすぎるダイス目を生かし大活躍でした。特にTRSでレンジ3を1Rでクリアしていたのは圧巻でした。
中の人はamonさん通称“クリシナ”w。今回はダイス目が振るわず、シナリオの読みも甘かったので“仕方なく”ロールプレイを頑張ってみましたよ。情報収集そっちのけでNPCに対しフラグを立てていたのは内緒。
中の人は私
感想を徒然に
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- ルルブに記載されているNPCとカモッラ*2との抗争を拾い、それを膨らませてシナリオにしていたのは上手いなーと関心しきりでしたよ。
- チーム内を2つに分け、主目的が若干異なる任務を与えることによりメンバー内に葛藤を生み出す手法も上手いと思いましたよ。こうやればガンドッグのようなチームへの依頼にバリエーションを増やすことができるので一度実践してみようと
- シナリオ的には上記のNPCと死んだとされていたその娘(当然裏あり)とのヴェネティア小旅行の護衛任務につくガンドッグと比較的オーソドックスなもの。それでも多数の情報項目、TRSと盛り沢山で満足でしたよ。GMの想定より進展速度が早かったらしく、処理が大変そうでしたが。
- それとNPCとの交流*3により“好感度”が増え、それによりシナリオが進展するというのはGDZでは画期的だったかと。まあフラグを立てるため、それなんてギャルゲー的な展開になっていましたがw。あと、フラグがたつNPC3人のうち2人が中年親父というのは何の罰ゲームかとw
- 多数の情報項目が上手くつながって一本の線になっていく過程がよく出来ていたと思いましたよ。調査に時間がかかるとして、情報収集に成功しても日にちが立たないと判らないと設定したのが上手かったですし。
- …ところで、途中で得た情報のスラムの娘って結局ブラフだったのですかね?
- あと今回はGMが多数用意していたイタリアやヴェネティアのマップが雰囲気を出すという意味でも非常に有効でしたよ。GDZのようなリアルな現代ものでは良い手段だすよね。まあ、マップが出てきた瞬間に戦闘があるだろうとメタ読みが発動してしまうのですが。
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- 自PC的にはやりたいことは概ね出来たので満足でした*4。…やりたい放題やっていたとか言うのは禁止する方向でw
なにはともあれお疲れさまでした。やはりGDZは良いシステムだと再認識したので是非ともまたやりたいですね。