天下繚乱「許せぬ悪をなんとする」を終えて

先日発売されたばかりの天下繚乱をruwindさんGMにより遊んできましたよ。発売前からセッションの予定を立てるruwindさんの勢いは腰の重い自分としては見習いたいと思ってみたり。

GM:ruwindさん
加速しだしたら誰も止めることの出来ないGM。天下繚乱とは相性が良いらしく、いつもにもまして飛ばしていたのが印象的でしたw
PC1:奇手殺助(きて・ころすけ)
サンプル:流浪の剣客

語尾が“ナリ”の丸顔・寸胴な武士で、名刀“怒羅衛門(ドラえもん)”によりベンゾー(≒妖異)を狩りつつ、はぐれた主を探し求めるアタッカーw。事故りそうな設定をギリギリなところで踏みとどまっているのは相変わらずでしたw
中の人はエースさん

PC2:パルパティーン2世
サンプル:天下の御老公

出自で“異邦人”を振ったばかりに爆誕した先のローマ法王なバッファーw。「コーホー」と尺八を吹く虚無僧やら白い袈裟を着た“ストーム虚無僧”やらお供に引き連れ、善人面なロールプレイをしていたのが印象的でした*1
中の人はGARGILLさん

PC3:ふくやま まさはる
サンプル:蘭学の探求者

“バリバリ(但しイケメンに限る”とばかりにガトリングガンを打ちまくる範囲攻撃型アタッカーw。数々の妄言からライバルプロダクションの越後屋EMIの妨害を受けつつも、メジャーデビューを夢見て殺生石を封印する立身出世ものになる驚きの展開が!!
中の人はamonさん

PC4:亜羅々鬼(あららぎ)
サンプル:輝く鬼

八九寺ッ面の御前さまからの命により各地の怪異(≒妖異)を封印することを己の使命とするディフェンダー。中の人的に数少ない平成ライダー知識で絶望的な(ネタ)バトルを完遂しましたよw
中の人は私

感想を徒然に。公式シナリオなのでネタバレはない方向で

    • シナリオ自体は苦しむ村人を救うべく、悪代官を成敗するという時代劇の王道の展開でわかりやすく1本目の付属シナリオとして良かったですよ。
    • PLとして若干戸惑ったのは、時代劇なので固有名詞が当然漢字なのですが、GMに名前を言われても漢字を連想できなかった点でした。完全にPL側の問題なのですが、そういう意味ではファンタジーは音だけで認識できる点はセッションを廻す上では良い点なのかもしれませんね。
    • システム面では基本アルシャードなので新規に説明する必要はほとんどなくスムーズに廻っていました。データ的には全体的にダメージが出やすくなっている一方で、ちゃんとディフェンダーが機能しうるバランスになっているのは好印象でした。
    • また、基本4クラスが役割が単体アタッカー、範囲アタッカー、ディフェンダー、バッファーと完全に住み分けが出来ている点も良かったです。但し、今回はPL4人だったので、PL5人になったときには印象が変わるのかもしれませんが。
    • アルシャード系と比べ、一番良い変更だと思っているのは基本4クラスの奥義(加護)が調整されていて、基本クラスを選ぶだけで最低必要なものを取得できる点ですね。この調整によりシナリオでは基本4クラスがいることが推奨に対し、PCには4クラスが全くないといったことも防げるのでは。
    • 因みにエンディングではPLによるマスターシーンで、キテレツが黒幕面で登場したことを記しておきます。きっと次のシナリオの引きなのでしょうw。

何はともあれお疲れさまでした。引き続きシナリオ2“大爆発! 大江戸最後の日!*2”をプレイすることとなりましたので、よろしくお願いしますよ。

*1:でも全てが腹黒く感じられたのは、テクスチャーのせいか中の人のせいかw

*2:タイトルから良い意味で作者の正気を疑いますw