最近のお買い物 - taxfreeの日記

和風Wizardry純情派の第２弾。
今巻は表紙が内容の説明に殆どなっていないような…

あいかわらず日常と地下探索と死が(良い意味で)淡々と書かれている作品で一気に読み終えてしまいましたよ。

あとがきを読む限りでは次巻が最終巻とのことですが、いまだ終末が見えないので「俺達の戦いはこれからだ！」なジャンプ的エンドを迎えるのだろうか？作品的には全滅エンドも十分ありうるのだけど。

ところで、この手の作品にありがちな超人演出される登場人物が探索者側では１人*1しかいないのに対し、サポート役であるオッサン、オバサンたちにはこれでもかという具合*2に出てくるのはどうかとｗ

甚だしく出オチなラブクラフトコメディ
基本的には出オチなネタを引っ張りつつ、言った者勝ちな内容で書ききった小説ですが“名状しがたきバールのようなもの”とか“宇宙ＣＱＣ”とか“ＢＬＴサンド”等のすてきな言霊が所々にあって楽しめましたよ。

読了後、何故か既視感を覚えたので色々考えてみたところ、ＴＲＰＧのセッションでネタＰＣを投入、セッションの空気がそのＰＣに引っ張られて大惨事になる感覚に近いと思ってみたり。
…と思っていたら、他の人も同じようなことを考えているので一安心。

帰宅がてらＲ＆Ｒステーションによって購入。
どこかでやる機会を設けてみたいですね。

*1:忍者な元女子高生

*2:曰く、“１２歳で全ての呪文を習得”とか“「素手なら」象より弱い”etc